活動報告

2022 / 02 / 20  21:51

「自主財源比率」をご存じですか?

「自主財源比率」をご存じですか?

『自主財源比率』て知ってますか?

 

 例年この時期に新聞でよく見かける、“〇〇市令和◆年度予算案”。

 記事をよーく見ると、

予算構成のグラフに出てくる「自主財源」と「依存財源」。

なに?と思い、調べてみると、

「自主財源=自治体が自主的に徴収できる財源」

 一般的には「市税、負担金・分担金、使用料及び手数料、財政調整基金、市債管理基金など」がこれにあたるとされているようです。

 

「依存財源=国または都道府県からの交付またはその意思決定による財源」

とのこと。

こちらは「地方交付税、国庫支出金、県支出金、市債、地方消費税交付金、地方贈与税など」があたります。

 

なるほどと思いながら、青森市と八戸市の自主財源の比率を調べてみた。

20220220sakurada.jpg

弘前市は商業より農業が盛んな都市なので、

これくらいの水準なんだろうなぁと推察。

 

青森市も、県庁所在地だから、

それなりの水準だよなぁと推察されますが、

ここ1,2年の比率の低下が素人なりに心配になりました。 

 

八戸市は、様々な産業が集まっている商業都市で

税収が多いから高い比率なのだろうと考える。

 

自主財源比率が低いと、

自前の財源だけでは自主的な財政運営を行うことが難しく、

財政基盤の安定性と行政活動の自立性に乏しいということで、

弘前市は比率は決して高くはないが、

両市に比べ横ばいに近いように思っています。

 

桜田ひろし弘前市長も厳しい財政状況の中、

うまく予算をやりくりしているという

指標の一つになるのではないでしょうか。