活動報告
ゆめをかたちに
メッセージをいただきました。
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使命を果たすひと。
話をよく聞くひと。
どんなことも公平に臨むひと。
2011年の2月、仕事をきっかけにお付き合いが始まりました。弘前市と函館市の、いまに至る連携事業の出発点でもありました。
その日の夜の懇親会で彼が話したこと。「僕は飲み会の席でも、大事だと感じたことはメモをとるようにしているんです」。それ以来、自分もそう心がけてメモをとるようになりました。
冒頭の3つは、7年間のお付き合いで私が抱いた彼の印象です。
知り合った頃、彼は市役所の課長補佐さんでした。いくつかの人事異動を経て昇進され退職されましたが、どんな役職であっても、一人の仕事人、そして仕事人である前に、一人の弘前市民として、変わらない想いで周りの方々と接してこられたのではないかと感じます。
背広の人間が大勢集まるフォーラムでも、弘前をアピールする法被を欠かさず纏い、観客席で聴講している姿。場面場面で、自分が果たすべき役割をしっかり担っていらっしゃる姿に、自分もこうありたいと感じたものです。
彼は、強力なリーダーシップでグイグイ引っ張るタイプではないのかもしれず、まちづくりにそれを期待する方々には、物足りなさもあるかもしれませんが、関わった人たちの心に、種火を点す人、種を蒔く人であることは間違いないと思っています。「くらし」「いのち」「ひと」を大切にするまちづくり。時間はかかるかもしれません。経済対策ももちろん喫緊事項です。でもその経済活動の担い手は市民ひとりひとりです。経済活動や社会活動において「自分ならこれができる、こうしたい」と思える市民、「ゆめをかたちにしたい」と行動する市民を増やしていくことが、経済活動において付加価値を生み、社会活動において信頼を生み、街をよくしていくことに繋がります。
ひとりひとりの市民のココロに花を咲かせる種を蒔く、「まち育て」への挑戦、離れた街から応援しています。
函館市 H.N