活動報告
至上の喜び
メッセージをいただきました。
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去年の暮れに何気なくネットサーフィンをしていたら、北海道から弘前に移住してきたという主婦さんのブログの中に、嬉しい文章を見つけました。
先日、クリスマスイベントが終わった後の追手門広場を訪れました。
旧市立図書館も赤いライトが撤去されましたが、普通にライトアップはされています。
追手門前から市役所付近のイルミネーションも長年続いている通り、雪道を照らしています。
もう10数年以上続いているそうですね。
「子どもの頃は、大きくなったらこのイルミネーションを彼氏とながめて歩くのがあこがれだったなぁ」
と語るママさんの言葉にほのぼのしました。
決して派手ではないけれど、弘前の冬の風物詩。
色々な市民の思い出がある灯り…云々
(引用元:ブログさいとうサポートhttp://realaomori.toonippo.co.jp/18430/)
この文章を読んだ時、胸が熱くなりました。そしてSさんに伝えなければと思いました。
そうなんです。
決して派手ではない、このイルミネーションは、27年前、若き日のSさんが音頭をとって始めた手作りの活動だったからです。
平成3年の台風19号被害で、暗く落ち込んだ街の雰囲気を明るくしようと、弘前市役所職員の有志と弘前観光協会が募金を募り、自分たちの手で追手門広場の木々と弘前市役所前庭のケヤキにイルミネーションの光を灯したのがはじまりで、年々少しずつ仲間の輪が増え、駅前から土手町、追手門広場へと光のラインが繋がり、洋館のライトアップと相まって、素朴ながらも弘前の冬の風物詩として定着してきたのです。
“「子どもの頃は、大きくなったらこのイルミネーションを彼氏とながめて歩くのがあこがれだったなぁ」と語るママさんの言葉にほのぼのしました。”
Sさん、これは、最高の讃辞です。
自分たちが信じるまちづくり活動をコツコツ続けてきたからこその至上の喜びですね。
派手な話題性も、
躍動感も、
スピード感も、
潤沢なお金がなくても、
まずは、心を込めて誠実な「まちづくり」を。
新しい弘前はそこから始めましょう。
(記)リトル・ライト
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リトル・ライト様、ありがとうございます。